皆さま今日もはろりんこ~♡
前回の記事では舌下免疫療法というアレルギー治療のお話をしました。
今日はその続きなんだけど、最近、フードアレルギーや肥満遺伝子など自分の体質をチェックできる血液検査キットが大人気だよね。
健康意識が高いことは良いことだし、自分の体質を知ることは、生活にも密接に関係することだからとても大切なこと。^^
ただ、上記の検査キットも、精度の高いものや内容の充実したものは数万円かかるものが多いです。
クリニックでの検査費用も、保険適用外というのがデフォルト。
そこで!まずは試してみるのにおすすめなのが、view39という、保険適用のアレルギー診断です。
一度の血液検査で39種類ものアレルゲンを診断できます。診断費用は5000円~6000円程度。(診察代等は別途)
花粉症・アレルギー性鼻炎・結膜炎、アトピー、喘息、皮膚炎などの原因を探します。
ちょうど私も近日中にこの診断に行こうと思っていて、調べている間にどんどん詳しくなっちゃったのでw、今日はここで情報共有として紹介します~
で、39種の具体的な検査項目はこちらです↓
吸入系 <吸い込んで体に入るもので、アレルギーの原因となりやすいもの>
室内塵 ハウスダスト、ヤケヒョウヒダニ
樹木 スギ、ヒノキ、ハンノキ、シラカンバ
イネ科 カモガヤ、オオアワガエリ
キク科 ブタクサ、ヨモギ
真菌(カビ) アルテルナリア、アスペルギルス、カンジダ、マラセチア
動物 ネコ(フケ)、イヌ(フケ)
昆虫 ゴキブリ、ガ
その他 ラテックス
食物 <食べて体に入るもので、アレルギーの原因となりやすいもの>
卵 卵白、オボムコイド
牛乳 ミルク
小麦 小麦(実)
豆・穀・種実類 大豆、米、ソバ、ピーナッツ、ゴマ
甲殻類 エビ、カニ
果物 リンゴ、キウイ、バナナ
魚・肉類 サバ、サケ、マグロ、牛肉、鶏肉、豚肉
アレルギーの起こる仕組みについても前回の記事を参照して頂きたいのだけど、
もう一度ここで説明すると、アレルギーとは特定の物質によって体が過剰に反応することで、「これは細菌やウイルスだ!」と誤認した免疫系が過剰に反応する仕組みのことです。
原因物質のことをアレルゲンと呼びますが、原因は1つとは限りません。
なによりも要因を知ることが大事なこと。
View39で検査可能なのは、即時型アレルギーについてです。
<...とその前に、まず即時型アレルギー・遅延型アレルギーと2種類あるのは知っていますか?
特に、食べ物でのアレルギー反応について簡単に説明してみますね。
フードアレルギーは2種類ある
免疫系が誤認する抗体には、Ig抗体とIgG抗体の2種類があり、それぞれ症状が出る速度が違います。
このことから、以下の名称で呼ばれています。
1.即時型アレルギー(IgE抗体)
いわゆるこれが一般的に使われている「アレルギー」という言葉です。卵・小麦・牛乳・甲殻類などが有名ですね。
原因となる食べ物を食べた直後~遅くても30分以内には、蕁麻疹や赤み、かゆみの症状が出ます。
酷い場合には重症になり、呼吸困難やアナフィラキシーショックで命に関わることも。
2.遅延型アレルギー(IgG抗体)
反応が出るのが遅いタイプのアレルギーで、原因となる食べ物を摂取してから数時間~数日後と、ゆっくりと症状が出るのが特徴です。
特に目立つ急激な症状ではないけれど、なんとなく身体がだるいし体調が悪い・眠くなる・肌荒れがする・メンタルの不調..などなど多岐に渡ります。
症状が出るまで時間のラグがあるのと、反応が緩やかなこと、症状が慢性化していることなどで、特定しにくいアレルギーです。
ちなみに、フードアレルギーは大人になってからも突然発症します。
特に「遅延型」の場合、症状が多岐にわたることや発症が遅いことから、食物との因果関係に気付かない人が多いです。
好物だったり、朝食や昼食にいつも同じものを続けて食べていることが原因になりやすいと言われています。
健康や美容のために毎日食べているものはありませんか??これらがアレルギーを引き起こすケースも多いので要注意!(>_<)
やめる必要はありませんが、毎日続けるのではなく1日おきに食べるなど工夫しましょう。
また、ストレスによって免疫力が低下していたり、スキンケアや化粧品等の経口摂取以外の皮膚や粘膜を通しても発症する原因となります。(原料に小麦や果物エキスが使用されている等)
成長したら治ることも多い乳幼児のアレルギーに比べ、大人のフードアレルギーは一度発症すると治らないケースが多いことも特徴です。
原因不明の不調が続いたら、フードアレルギーの可能性もあり得ると、これからは疑ってみましょーう。
さて、とー。本題のView39の話に戻ります。
View39は即時型アレルギーの要因となるIgEという抗体を調べる検査です。
国が保険適用として認めているのは、重症になる場合もあるように、危険度と治療優先度が高いことが理由なのでしょう。
ここで重要なことを書きます(おそーい)が、興味本位でただこの検査を受けたい場合、保険が適用とならないケースもあるようです。
病院によって基準は多少違うようですが、基本的には、1つでもアレルギーの疑いがあり治療を視野に入れていることが保険適用となる条件のところが多いみたいです。
検査を受ける前に、その病院に問い合わせ等をしておくと良いかと思います。(そもそもView39を扱っていない病院もあるので要確認)
遅延型のアレルギーについて詳しく調べる検査方法もたくさんあるのですが、冒頭で述べたように保険適用外で数万円~と費用も高いです。
なので、まずはView39をやってみて、反応があったアレルゲン項目等に対して詳しく検査するという方法が一番いいかな~と私は思っています。
高額費用であろうとも関係の無い、おセレブな方はまた話が別ですがw>
都内で、検査を受けるのに良さそうな病院をピックアップしているので、また自信の体験談や結果と共に記事にしますね。
アレルギーの記事が連続しましたが、次回はまた別ジャンルを書く予定なのでよろしくですー^^
では股~\(^o^)/