持論ですけど、同じダンサーというくくりでも、バックダンサーとストリートダンサーでは音の表現の仕方がかなり違うと思うんです。
バックダンサー(もしくは歌いながら同時に踊る場合)は、その音源と同一になること。一体化。
ストリートダンスは音を聞いて、まず「自分が」音を楽しみ、「自分の中に」落とし込み、それを身体で表現すること。
音源=ダンス→観客
と
音源→自分→観客
似てるようだけど、全然本質が違います。
主役は「音源」なのか、「自分」なのか。
先日の記事でも書いたけど、主役が音源なら音の取り方は「ジャスト取り」になる。対して後者なら「遅取り」になります。
(過去記事参照)
三浦大知はジャスト取りの名手だと思います。
スキルもあるしリズム感もばっちりでダンスは上手いんだけど、さっきの例えで言うと前者、つまり「音源と一体化」の代表な気がします。
でも私が一番惹かれる要素はグルーブ感。
身体としての、ダンスとしての、音やリズムの捉え方の個性。
「凄い!!」とは思うけど、「かっこいい!(目がハート)」とは惚れないんだなあ。
「完璧な理想の上司」ではあるけど、「タイプの男性」ではない。
って、なんて上から目線なんだ私w きっと三浦大知さんも私になんか惚れないであろう。
三浦さんごめんなさい、ぺこり。_(:3 」∠)_
(さらにストリートダンスに対しての雑感を語っていいですか。ええ語りますとも)
フリを全員同じ角度やタイミングでばっちり揃えるよりも、テーマやニュアンスが同じでまとまりのあるダンススタイルのチームが好きです。
それなら、「どれだけ揃っているか」の競技としての点数で競えばいいじゃん。
シンクロナイズドスイミングでいいじゃん←
もし衣装で例えるとすると、全員全く同じ衣装で揃えるんじゃなくて、テイストに共通点はあるけど ところどころその人らしさの個性が出てる感じ。
こうでなく、
こう。
あと、今では当たり前となった「音ハメ」も、多用しすぎたショーケースはあんま好きじゃないんです。
だって音源で既に印象的なメロディーやフレーズを強調してるのに、更にダンスでも強調させて、なにが芸術なんだ?
元から甘いバニラアイスに、さらに砂糖かけて人に出すんか?
くどくない?胃がもたれるよw
それなら、時にはアイスにエスプレッソかけてみてよ。違う食材とミックスして化学反応させてよ。オリジナルのテイストを活かしたあなたなりの味わいかたを表現してよ。
元の食材のバニラアイス自体を生産するわけじゃないんだから。素材を活かして料理を創るシェフなんだから。
バニラビーンズの産地やミルクの配合を考えてバニラアイスを作るのが歌手。スイーツという一皿をお客様に振る舞うのがダンサー。
まとめ
いろいろと持論を語ったけど、ダンスの好みなんて人それぞれ。偉そうにごめんなしゃい。
要はまあ、好きなように楽しめばいいのさ。
甘いカレーも、辛いカレーも、甘辛いカレーも。(お腹空いてるなう
ではぐっばい♡
では股\(^o^)/