長くなるので前回で言い切れなかった、「笑顔」の話をもういっちょ。
どうも、あなたの心に住まいリー、スマイリーおーみです。(てきとー
以前私は、嫌いな人にこそ敬語を崩さないということを書きました。
少したりともタメ口を使わないことで、「あなたとはビジネスライクな関係ですよ」「距離感を保ちたいのですよ」「パーソナルスペースに入ってこないでね」と表現できるのです。
同じ言葉でも、想いと使いかた次第で、敬意を表すこともできるし敵意を表すこともできる。
いつも物事は表裏一体。世界は神秘的ですよね。
敬語が言語コミュニケーションなら、笑顔は非言語コミュニケーション。
人は非言語コミュニケーションに重きを置いていて、その中でも、視覚から大半の情報を読み取っています。
昔「人は見た目が9割」という本が一世風靡した理由も頷けますよね。
表情や仕草で、言葉では伝わりきれない感情を読み取ったりしています。
メールやLINEの文字だけだとキツく見えがちだけど、会って話してみたらそんなことなかったって話、よくありますよね。(ちなみに私もよく言われるw)
1つ前の記事で、「いつも笑顔の人は感情が読めなくて不気味。ツボが分からなくて仲良くなりづらい」と書いたけど、まさにその心理を使うんです。
嫌いな人とできるだけ交わらなくていいように、距離感の線引きをするんです。自分の心のテリトリーに踏み込ませないようにする。
笑顔でいることで、敵意はないことが伝わるし、トラブルや無用な争いは避けられる。
これもまた愛です。コミュニケーションの1つの形だと思うのです。
互いの距離を近づけ過ぎないこと。不要な争いを起こさないこと。嫌いな人や苦手な人、できるだけ多くの人とも共存していくこと。
それに分かり合う気がない相手とバトったって、ただエネルギーを浪費しちゃうだけです。
自分のエネルギーは有限だし貴重です。だからもっと有用な場面にとっておくべきです。
前の記事で「笑顔はタダなんかじゃない。プライスレスなんだ」と書いたけど、ほんとにそうなんです。
無料のものって「どうせタダだからいっか」とぞんざいに扱いがちでしょ?頑張って貯めたお金を払って買った高価なものって、大事にするでしょ?
その心理と一緒で、四六時中、フリーな笑顔でいると雑に扱われちゃう。「自分の意思はないのか?」ってナメられて、奴隷にされちゃう。
「あって当たり前」じゃなくて「価値あるもの」と、まずは自らが思わなくてはダメ。
自分の潜在意識は、絶対相手にも伝わるから。言葉で直接言わなくても、「空気感」や「気」の交流で必ず伝わってる。
自分の笑顔や表情に価値があると知れたなら、今度はそれをプラスにもマイナスにも使えることを意識してみる。
嫌いな人にこそ、笑顔を効果的に駆使して使う。
笑顔は防御。自分を守るために、バリアを張るんです。
逆に好きな人には、泣いてる顔や、怒ってる顔、困ってる顔なども見せる。
悲しみや怒りといった、自分のマイナスの感情も素直に見せるのです。心の隙を自己開示する。
まあもっと究極の話をすれば、魂が繋がっている深い関係の人には、そんな意識すらいらなくなります。
言語コミュニケーション・非言語コミュニケーション、そんなコミュ力なんて不要。スキルとして意識しなくても、無意識下で勝手に通じ合える。
「一緒に過ごす」「同じ空間を共有する」たったそれだけでいい。
コニュニケーションを取るためのスキルにわざわざエネルギーを割かなくても、阿吽の呼吸というか。
例えば、恋人と言葉はなくとも抱きしめ合っていたら癒やされて満たされるって、みんなも経験あるでしょ。自然と気の交流をしてる。
まあそのレベルまでとは言わないけど、男女問わず自分が大好きな人とは、少しでもそういった自然体に近づきたいですね。
まとめ
理不尽な注文をつけるお客様、偉そうな態度の取引先、板挟みでどうにもならない人間関係…etc. そんなときに、
「あ~接客のストレス溜まるな~」「なんでこんなヤツに笑顔で対応しなきゃいけないんだ」
って思うだけじゃなくて、
「私は今、自分を守るために笑顔を作っているんだ」「自分を大切にしているんだ」「防御してるんだ」
という意識を持てたら、少しは精神的にラクになれるのかもしれないね。
「相手のせいで」じゃなく、「自分のために」という感覚。
メンタルは強いに越したことありません。ささいなことで毎回ポキッと折れていたら、そのぶん修復に膨大な時間を要します。
自分の捉え方次第で、世界は変わる。すべては自分の心の持ちよう。
ストレス耐性、少しでも上げていきまっしょ~い。
以上、ハングリーおーみからの中継でした。スタジオにお返しします。わたしゃごはん行ってきます。
では股\(^o^)/
1つ前の、笑顔の話はコチラ~
敬語の話はここだずら~