よく聞く「絶対音感」ですけど、人それぞれレベルがあるのは知っていますか?
ゆるーく3つに分けてみますね。
・レベル1→単音を聞き取れる。ピアノや楽器類の音を聞き取れる。
主にピアノの右手の主旋律や、カラオケのメロディーなど、楽器類の単音なら聞き取れる人です。
・レベル2→和音や複音、又は高温 低音も聞き取れる。音楽以外の物音も場合によってはドレミが分かる。
ピアノの左手低音の和音(ドミソをいっぺんに鳴らすなど)なども聞き取れる人。
また、難易度の高くなる高音や低音も難なく聞き取れる人。
・レベル3(MAX)→どんな物音でもドレミに変換して聞こえる。
絶対音感の凄い人「さっきの音はラと#ラの間!」とか、ドレミファソラシドだけでは表現できない、音名の間の音まで分かってしまいます。
ラは440Hz(ヘルツ)など音には周波数がありますが、きっとそれを感知できる能力が並大抵ではないのでしょう。
チューニング人間とでも言っておきましょうかw
正直言って、レベル3の人は凄いとは思うけどなりたくはないですw
だって、LINEの効果音や、お皿の割れた音、電車が揺れる音、人の話し声...身の回りすべての音がいちいちドレミに変換されちゃうんですよ?
生活するだけでも面倒くさそう~w
私は学生時代のピアノを現役バリバリでやっていた頃はレベル2ぐらいはありましたが、今はレベル1程度に衰えちゃいました。
きっと音楽を意識して使っていないと自然と衰えちゃうんでしょう。(後天的な絶対音感を持つ人は)
ところで。私が絶対音感を持っていると言うと、「カラオケで100点出せるの?」って言われたことが何度かあるんですけど、全くそんなことありません!
むしろ歌を正確に歌うのは苦手(歌うこと自体は好きだけど)で、カラオケの点数も普通です_(:3 」∠)_
なぜなら、インプットとアウトプットは全く別物だから。
BGMなどドレミで聞こえてきても、それを正確に鼻歌を歌えるとは限らないんです。たとえピアノでは弾けたとしても。
歌が上手い人は「喉という的」に音を当てる能力が高い。どれぐらい喉を開くとドの音が出せるとか、ちゃんと感覚で分かっています。
音痴な人はその逆ですね。ダーツで言うと、どこが「ブル」か分かってはいるんだけど、投げてちゃんとそこに刺さるかは別。みたいなw
絶対音感で使うのは耳。カラオケなど、歌う時に使うのは喉。だから全く別物!
カラオケで思い出したので少し余談です。
絶対音感は有名だけど、「相対音感」という能力もあるのは知っていますか?
「基準となる音」に対して、次の音が高くなったか低くなったか、が分かる音感のことです。
ドレミを判別する能力とは違い、前の音からの高低差がどれぐらいあるかを判別する能力、と言えば分かりやすいかな?
これが得意な人は、カラオケで原曲キーから自分が歌いやすいキーへ調節をしても、すんなり移行できるという特典がありますw
ちなみに私は、中途半端とは言え絶対音感があるから、原曲キー以外で歌うのがちょっと気持ち悪い。
歌のメロディーをドレミで覚えちゃっているから、違う音階で歌うのに違和感を感じるの。
以上、今回は音感についての雑感と、あるある話でした~
では股\(^o^)/