ブログで文章としてアウトプットすると、自分を客観的に知ることができますね。
自分はどう感じているのか、なにが好きでなにが嫌いなのかなど、書くたびに頭の中の思考がクリアになっていく気がして、スッキリ気持ちいいですw
いくつかのジャンルに分けて記事を書いてきました。
ダンスにおけるリズム感
ピアノのテンポ表現
色彩のグラデーション
粋な人の間合い
枯山水のわびさび
アシンメトリーな生け花
不協和音
…etc.
ダンスや華道など、芸術としてのジャンルは違えど、私が惹かれる要素には必ず共通することが改めて分かりました。
それは「揺らぎ」や「間(ま)」の概念がです。
きっと私は、「無いものを感じる」「無いものを創る」という引き算のデザインが大好きなんです。
例えば、「白か黒かのどちらか」ではなく、その中間の部分を楽しむこと。
また白から黒に「移り変わるそのさま (=揺らぎ)」であったり、白と黒の境界線の「余白の空間 (=間)」のこと。
私はとことん日本人の感性を持っているんだな~と再認識できました。
仕事でファッション色彩を扱いますが、シンプルなデザインや、ニュアンスカラーや中間トーンが特に好きなのにも納得です。
この感性を、これからも私らしく表現していきたいです。
大切に感じる要素を、自分がクリエイトしていけるように。
きっと、デザインには意識せずともその人の人生観も詰まっています。
私なら、揺らぎや移り変わりを意味する「諸行無常さ」、そしてその中でも大事にしたい「不変的なコアの部分」とのバランス。
つまり、「不規則と規則の調和」を表すf分の1という法則。
また、自分には何が必要か?と自分に正直に生きたいという想い。
なにかを選ぶということは、ある意味なにかを捨てること。引き算して「無い部分」を生み出すということ。
今は豊かな時代なので、巷にモノは溢れています。
大量生産・大量消費の時代はもう終わろうとしています。
サードウェーブチョコやエシカルファッションなどに見られるように、時代は本質主義。
精神的にも成熟している現代人に沿ったモノでないと、ファンは生まれません。
ただ単に売れるモノ作りをするのでなく、自分の魂とも呼べる、価値観や信念を込めること。
これからもがむしゃらに生き、考え、悩み、変化していきながら、それを表現していきます。
いつもヒントをくれ感性を磨かせてくれるアートたちに感謝です。
では股\(^o^)/