先日の高千穂旅行の記事にちなんで、今日も神様のこと。
三種の神器ってあるけど、今日はそのうち「鏡」について。
神社に鏡がある理由
「鏡」は古来より特別なものとして扱われてきた。
三種の神器「八咫鏡(やたのかがみ)、天叢雲剣(くさなぎのつるぎ)、八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)」にも鏡が入っているよね。
神社に行くと社殿の中にはご神体として鏡が祀られているところが多いけど、「神道の本質は鏡にある」とも言われている。
“かがみ(鏡)”から”が(我)”を抜くと”かみ(神)”になる。
これは神社の鏡が「我を抜いて己の姿を見ればそれが神である」ということ表しているそう。
つまり私たち自身が神であるということ。「自分自神」という創造主であるということ。
神社は、ご神鏡に映った自分の姿を映し出すとともに、その人の中にある神を思い出し自覚する場所でもある。
インナーワールド
自分の「肉体」である顔や姿を知るためには、鏡が必要になる。映し出す鏡がないと、自分がどんな顔や姿をしているかが分からない。
それと同じように、自分の「意識」というものも、それを映し出すものがないと、自分がどんな状況なのかが分からない。
私たちは普段、自分自身の頭で作り出す世界を「現実」としている。
その「現実世界」こそが、自分の意識を映し出す鏡である。
例えば、AさんとBさんに、ある出来事が起こったとする。それが同じ出来事だったとしても両者の捉え方は異なる。
Aさんにとっては、嬉しい、楽しい、好き、もっとしたい、こうしたい、自分はラッキーだ…などと感じる。
Bさんにとっては、苦しい、嫌だ、嫌い、したくない、ありえない、自分はついてない…などと感じる。
自分が見ている現実世界とは、自分の心を映し出す「鏡の世界」とも言える。
内面の自我意識を写し出して見ているに過ぎない、インナーワールド。
エゴが悪いということじゃない
自我の意識、つまりエゴが悪いということではない。
感情や欲望も、この世界を生きていく上では必要なこと。
物欲、食欲、金銭欲、性欲、出世欲、所有欲など…いろんな強欲。
1つだけ気をつけていなきゃいけないのは、そのエゴに飲み込まれ同化してしまわないこと。
エゴをただ見守る自分がいることが大事。あ~私今ムカついてるなあ、嫉妬してるなあ、悲しんでるなあ、って。
まるで鏡の中の自分を観察するかのように。
私も、挫折し全てが一度0にリセットしたときに、そういう境地に至ったところがある。
そこからの人生では、嬉しかったり悲しかったりという感情もあるけど、どこか冷静というか、第三者の目線で自分を眺めてる。
でも今でもいっぱいエゴを味わいながら生きているし、しょっちゅう色んな感情にもがいてるしw
ただ、ほんとの自分はここ(自分の中の高次元の目)だって分かった上でもがいてるなら、この三次元の世界を感じ尽くしてるんだからオーケーなんだと思う。
鏡の法則
私たちは意識そのもの。
その意識が向かう方向に、光は射し、道は拓けてゆく。
例えば、いつも神社で神様に向かってなにを願っている?
「神様、これが叶えばいいな」と願えば、「自分はこれが叶えたいな」という願望がやってくる。
「神様、私はもうダメだ」と思えば、「自分はもうダメだ」という諦めの状態がやってくる。
「神様、ありがとう」と言えば、「ありがとう」という感謝の気持ちがやってくる。
私たちは、自分が強く願うようにしかならない。
つまり強い意識で願えば、そのように道が動いていく。良いことも悪いことも。
なにが良くてなにが悪いと思うかは、その人次第。
鏡に映るあなたは、神と共にあるあなた
鏡は、そのありのままの姿を映し出すもの。
自分の心の状態によって、外部のヒト(人)・モノ(物)・コト(事)に対する解釈も左右されてしまう。
まさに、己の心を映し出す鏡。鏡に映った自己像は、神の目(第三者)から見た己の姿だということ。
神は常に自分とともにある。
そして、いつも自分のことを見ている。
神社に行かなくても、鏡を見なくても、神を信じていなくても、常に心の中にいる。
鏡の法則を知っておくだけで、人生に対して安心感で包まれているような気がする。
自分の中に神様がいると知っているだけで、自分を好きになり、自分を大切にできる気がする。
ふしぎだね。^^
本日のケツ論。
私たちの顕在意識は、脳のたった1%だとも言われている。
残り99%の潜在意識こそが、宇宙の真理と繋がっている。
現実世界の中の自我(エゴ)というものを見つめる行為、つまり顕在意識を意識することで、宇宙の真理を感じやすくなれる。
ギャップ(差)を取る行為は、「差取り=悟り」という事でもあるそう。
あなたの魂は、なにを求めてる?
なにがしたい?誰といたい?どう生きていたい?
世間の常識やルールに縛られず、自分なりの幸せを見つけていきたいね。
では股\(^o^)/
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(関連してないやん!という意見は受けつけてましぇん)