前回は日本における昆虫食の加工商品を紹介したけど、今回は海外にスポットライトを当ててみる。
日本と海外のマインドの違い
日本では、「ほんとは肉を食べたいけど、動物や地球環境のためにしぶしぶ昆虫食に切り替えよう…」といったネガティブなイメージがあるように思う。
それに対し海外ではどうか。真面目なテーマなのに、みんな前のめりに楽しんじゃってない?といった空気感を感じるw
食材としての知的好奇心を満たすため、またはエンターテイメントのように、娯楽として遊び心がある様子もうかがえる。
どうせ今後取り入れてくなら、楽しんじゃおう精神でポジティブに取り込むほうがお得だもんね。
さすがそういうことが得意分野の欧米人!といったところ。
日本では、まだ数少ない昆虫の加工食品と言えば、素焼きや素揚げなどシンプルな調理法と味付けが主流。
いわば、「虫を丸ごとドーン!」な単体料理のイメージだよね。
海外では既に、昆虫食を「グルメ」というジャンルで利用する流れで、模索が続いている。例を2つ挙げてみるね。
ケープタウンではグルメ料理として昆虫体験を
まず1つ目。南アフリカ共和国にある観光都市、ケープタウン。
期間限定でオープンしている昆虫レストランこそ「The Insect Experience(インセクト エクスペリエンス)」
the-insect-experience.myshopify.com
どう?写真で見る限り、ゲテモノ感どころか立派なごちそうじゃない?
ポレンタ(とうもろこし粉の粥)にはガの幼虫、コロッケにはアブが使用されているそう。
見た目で食べにくさを解消するために、虫を粉末状にして他の食材と融合させている。
もちろん栄養価はバッチリ。
先日から言っているように、昆虫は人にとって立派なタンパク源となる。
コロッケに使用されているアメリカミズアブの幼虫は、亜鉛や鉄やカルシウムも豊富だそう。
アフリカ大陸の貧困エリアにおいての食糧難を解消するために、国連も昆虫食に注目している。
アフリカ各地の、更なる昆虫飼育や食材として活用する取り組みとして、このポップアップレストランは意義あるものとなっている。
ちなみにケープタウンには「ボ・カープ地区」という超カラフルな街があるよ!
私もぜひ行ってみたいところ。よければ記事内の写真見てみてね。
フランスはインパクト抜群の昆虫ショコラ
昆虫は、なんとスイーツともコラボしている。
まずはなにより写真を見たほうが分かりやすいでしょう。
それではドーン!
(画像引用先:HUFFPOST )
ちょっとなにこれ!絶対ふざけてるっしょ!?...って思わない?w
でもれっきとしたショコラティエ(Sylvain Musquar)が作っている商品。
初めてこの商品を売り出したのは2013年で、9粒€22。
1粒300円ぐらいすると思ったら、高級な昆虫だよねw
今時期のコレクションには昆虫チョコは無いみたいだけど、店舗情報として公式HPも載せておくね。
元記事はコチラ
っていうかまさか昆虫がこんなふうに食されるとは…さすがスイーツ大国、そして芸術の国、おフランス様。
じーっと眺めてたら、なんかもうアートのように思えてきたw
日本でも今の時期バレンタインデー用のチョコがたくさん売っているけど、来年にはこんなふうに昆虫チョコが売ってたりして...?w
欧米に見習うべき、未知のものへのチャレンジ精神
最初に時流に乗った人は先駆者となれる。
YouTuberのヒカキンやはじめしゃちょーだって、最古参勢だからこそここまで有名になってる。
さっき挙げたケープタウンのレストランもフランスのチョコも、新規性が高いから話題になってるわけでしょ。
欧米がどんどん昆虫ジャンル界隈を開拓していくうちに、マーケットを握られ、日本が参入する頃には既にレッドーシャンに。
ビジネスチャンスを逃し、流通するのは海外製商品ばかりになっちゃう可能性も。
流れに乗り遅れ時代に取り残される前に、まずはどんどん試してみるのもありなんじゃ?と私は思う。
ミーハーだとか、どうせ失敗するとか、すぐ飽きるくせに、とかアンチや批判は華麗にスルーすればよろしw
べつに昆虫食に限らず、どんな物事にも言えることだけど。
本日のケツ論。
っていうかなんで私、毎日毎日、昆虫について書いてるんだろう…w
もっと色気のあること書きたい。ぱたっ。_(:3 」∠)_
でも関連テーマとして書いときたいことどんどん増えてくから仕方ないんだもーん。
明日もまだ昆虫記事続きます(o_o)
では股\(^o^)/
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(関連してないやん!という意見は受けつけてましぇん)