最近のジムはスタジオメニューでもズンバやダンスエアロのクラスも多いですよね。
私も時々そのレッスン受けるんだけど、まーーーあダサいww
なにがダサいって、おじさんおばさん達のダンス。
あちゃーって感じ _(:3 」∠)_
みんな、振付けは正確に覚えられてるしちゃんと踊れてるんだけど、うーん、だけどなんかこう..かっこよくないの。
そう。かっこよくないの!! (2回主張)
なので今日はダンスにおけるリズム感について、持論を語ってみようと思いまぷ。
って私もプロじゃないし全く語れるほどでもないけど…でも平均よりかはリズム感がいいほうだと思います。
大学生の頃は週何回もダンスのレッスンを受けてきたし、ピアノも小さい頃からやってるし。音楽は友達なの。^^
一番大事なのは、「遅取り」と「間(ま)」
まずリズム感に関して、私が一番ダサいと思うのは、音の「早取り」。
プロのダンサーでも早取りしちゃってる人は実は結構いるw (私見)
なんと言うか、振付けありき になっちゃってるんですよね..
音楽に踊らされてる、操られてる感じがする。
そうでなくて、自分が踊らないと、操らないと。
少し詳しく説明しますね。
音の取り方には、「早取り」、「ジャスト取り(= オンカウント)」、「遅取り」の3つがあります。
「1、2、3、4…」っていう曲のビートの中で、ジャスト取りとは文字通り、拍のちょうどのタイミングでリズムを刻むこと。(表拍であっても裏拍であっても)
それに対して、早取りの人は、自らそのビートに突っ込んでいく。音が鳴る前からもう動き出しちゃってるの。タイミングを、その振付けに合わせにいっちゃってる。
遅取りの人は、まず先に音を受け止めている。音を感じてからリズムを刻んでいるの。
早取りの人は、焦って余裕が無いように見えるから、結局ダサく目に映るんですよね。
逆に遅取りの人は、まず先に音楽を体で感じている、または音を聞く余裕があるように見えるから、かっこいいの。
2つめのポイントは「間(ま)」。まあ1つめと結構意味は被っているけども。
優雅な人や色気のある人って独特の「間合い」があると思います。
1つ1つのしぐさの間に呼吸を感じる。
例えば、3秒見つめあって、微笑むとか。一呼吸おいて、大事なポイントを話し出すとか。ちゃんと「タメ」の時間があるよね。
その緩急に人って惹きつけられると思うんですよね~。
私は、ダンスもそれに通ずるものがあると思っていて。
ただリズムを正確に刻むだけでなく、振りのフレーズごとに「間」を感じるダンスって、すっごくかっこいい♡
音楽って、1曲の中に、盛り上がるメロディーや 印象的な効果音がたくさん盛り込まれているでしょ?
それをダンスに落とし込む時、機械的にビートを刻んでも、単調で味気ない。
頭の中では正確にリズムを取りつつも、絶対的なスピードでなく相対的なスピードとして音を表現することが、重要なの。
そうすればダンスに深みや奥行きが出る。
相対的なスピードで音を表現する、だからリズムが揺らぐ。その「揺らぎ」こそがかっこよさになるキーポイント。
ダンスもそうだけど、私は音楽も揺らぎが全てだと思っていると言っても過言じゃないかも。
同義語として別の言い方をするならば、「緩急」や「抑揚」や「うねり」。
ちなみに私が「間」を意識するようになったのは大学生の時、2009年ですね。(oh~年がバレる)
きっかけはこのダンス。
今では歌手として超有名になった三浦大知も、その頃は今みたいな知名度は全然無かったのw
でもダンスは当時から抜群でしたね。 (三浦大知さんについてはまた後日、別記事にして語りたい)
Daichi Miura dancing to Your Love ft. Kreva
本人もこのダンスのテーマだと言っていますが、ぜひ「間」を意識して見てみてください。(特にサビの部分が分かりやすいかも)
ちゃんと「隙間」があるでしょう?「呼吸」を感じません??
それこそが機械と人間の違いなの。それがダンスなの。表現なの。芸術なの。
アートってふぁびゅらす!
なによりも大事なこと
カラオケも、正確な音程できちんと歌っている人よりも、多少下手でも惹きつけられる人っていますよね。
歌うこと楽しんでいたり、感情を込めていたり。
ダンスだって、それと全く同じこと。
まずは自分が音を思いっきり感じて、体の中から溢れたビートやメロディーを自分なりに表現する。
プロのダンサーじゃないんだから、振付けが多少間違っていたっていいの。
音楽を愛する、1つ1つの音を慈しむ。
なによりもその姿勢が大事だと私は思います。^^
さあ、もっともっとフリーダムに行こう。
れっつだんしんぐ!!!
では股\(^o^)/