自粛を続ける意味はあるの?
新型コロナウイルス(COVID-19)によって自粛ムードが続いてるね。
政府が2月末に大規模イベント等の自粛要請を出してから2週間経ち、今月10日には自粛を10日間程度継続するよう発表した。
私もなるべくは、人が密集するクラスター候補となる場所を避けるようにし、必要な用事以外は自宅で過ごすようにしてます。
大好きなジム通いも我慢し、自宅での自重トレのチャレンジに切り替えてます。ヨガマットとバランスボール買っちゃったよw
…さあ本題だけど、私はこれ以上の長期的な自粛ムードは反対派です。
このウイルスの特徴からして、どう考えても今の時点で感染者を0にするのは不可能だと思う。
さまざまな制限で感染拡大のスピードは抑えられるけど、制限を緩和したらまた大量の感染者発生してしまう。
今日本がしている対応は、感染拡大のピークを抑えてズラすことで、本質的には時間稼ぎに過ぎない。
毎年冬に流行する、インフルのような季節性ウイルスではない可能性が高いと分かってきた以上、長期的な戦いとなるのは明らか。
本当に必要なのは、対処療法でなく根本解決。
ワクチンと治療薬が開発されるが早くて半年~1年、そこから国の上層部だけでなく大衆全体まで行き渡るまでの期間を半年~ 1年とすると、年単位の時間が必要。
また感染力の強力さと無症状保菌者の割合を考慮すると、先進国だけでなく後進国まで隅々に行き渡らないと意味がない。
一時的な”収束”はあったとしても”終息”はまだ全く見えない。
長期的視点だと、人類はコロナと共に生きていくことになる。他の病と同様に。
重傷者や死亡者数が少ないと楽観視するのはよくないけど、リスクが高い人にとって怖れる対象はコロナだけじゃない。
他にも怖い病気や伝染病は山ほどある。
コロナvs日本経済。兵糧攻めに日本は向いてない
日本で行動制限をかけるということは、コロナvs日本という一種の「兵糧攻め」。
キングダムでも度々その戦法は出てくるよね。
中国やアメリカといった潤沢な財がある国はいいけど、日本にそんな余裕はある?
制限するにしても、国民全員の給料を補填し、必要物資を行き渡らせる予備能力、今の日本にそんな体力があるとはあるとは思えない。
数十年賃金も上がらず世界の成長から取り残されているし、人も物も食品も海外に頼っていて自給率が低いのが現状だし。
制限したとしてもせいぜい1~数ヶ月。それ以上自粛ムードが続けば、日本の経済全体が崩壊していく。
まして今回の敵は人間でなく、小さな小さなウイルス。カルロスゴーンだってすり抜けたのに、更に小さなウイルスを防ぎ切れるとは思わないw
制限をかけて籠城したって、どこからかすり抜けてまた襲ってくる。
人も物も行き交うこのグローバルな時代に、100%の封じ込めは無理だと思う。中国のように共産党の独裁で人権を扱わない限りは。
これだけ世界的に流行しているんだから、今確実に安全な場所なんて無いに等しい。
仮に日本が収束に向かっても、アメリカとヨーロッパでは今まさに拡大中。またアフリカ・南米・豪州など南半球はこれから寒くなり後追いで拡大が予想されている。
はっきり言って、ワクチンが開発されるまで、完全な収束は誰にも分からない。たぶん考えているよりずっと長引くんだと思う。
個人が情勢に一喜一憂するエネルギーの消耗について
批判ばかりする人間は、結局何をするにしても批判することしか能がないんだなあ…と思ってしまう。
どんなウイルスなのかまだよく分かっていない段階で、完璧に抑え込める手段なんて取れるわけがない。
「後手後手の対処だ!」って言ってるそばから、「休校は思いつきだ!議事録はあるのか!独断は悪だ」って...言ってることが矛盾してて呆れる~w
もし休校にしていなかったら野党はどうせ、「子供を危険に晒すな!対応が遅すぎる」って批判してたんだろうなあ。
これは政治だけじゃなく個人でも同じだと思う。
みんなそれぞれの考え方や正義論があるし、それを1つに絞ることなんて難しいのは当たり前。
文句もあるだろうけど、文句ばかり言ってるエネルギーを前向きに考えることに使ったほうが、自分のためにもなるしストレス軽減にもなる。
私1人がニュースに一喜一憂して案じても、状況は変わらない。
そこに負の感情というエネルギーを消費しすぎるのはもったいない。
一般市民である私たちは、結局自分ではワクチンを開発できないし、相手国の対応を強制できないし、病原の大元を捜査することもできない。
たとえ発生源が不自然な人工ウイルスだとしても、おそらく真実は闇のまま。
せめて今は、自分の考えと行動によって変えられることにのみ集中するほうが有意義だと私は思う。
本当に怖いのは人々の恐怖心
人は「未知のもの」「正体のよくわからないもの」を怖がる。未知なるものは、宇宙人との遭遇と一緒。
本当に怖いのは、1種類のウイルスより、人々の心理的な「恐怖心」が巨大なエネルギーとなり世界を脅かすこと。
「新型コロナ」はもう”新型”ではない、と思わないと。ある程度は症状や致死率などのデータも取れたんだし。
未知で新しいものから、この「負の変化」を受け止めるとき。
ウイルスに気をつけながらも、医療崩壊を起こさない程度には、現実的な日常生活へと戻るためのシフトを考え出すとき。永遠に籠城するわけにもいかない。
私たちにできることは、1人1人がパニックにならず、いつまでも不安に煽られず、冷静になること。
そして前を向き、自分ができることにエネルギーを集中すること。
とにかく日常生活で免疫力を身につけること。栄養のあるものを食べて、身体を動かし、しっかり睡眠を取る。
手洗いなど清潔を心がけ、体調がすぐれないと感じたときは外を出歩かず家で休む。
心も体と繋がっている。免疫力を大きく左右していると思う。
ストレスを溜めないようにする。不安や恐れに負けないようにする。たくさん笑うこと。
本日のケツ論。
いろんな考え方があると思うし、もちろん正解は人それぞれ。立場によって、世代によって、文化によって、国によっても違うと思う。
私個人的には、この世界的なパニックで今後、自粛ムードが”正義になりすぎないこと”を願ってます。
では股\(^o^)/
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(関連してないやん!という意見は受けつけてましぇん)