昔は「女は12月25日のクリスマスケーキ」、つまり25歳を過ぎたら急激に需要が下がって値引きシールが貼られ、女としての価値が下がると言われていたらしいよ。
時間とは皆に平等かつ残酷なもので、20代の女の綺麗可愛いを刻一刻と奪ってゆく。
25を過ぎアラサーデビューし、そこから若さを保つために必死にお手入れしたって、実年齢の若い子にはかなわない。
エステやメイク、見た目のアンチエイジングで一時的に若々しさを手に入れたって、しょせんは砂上の楼閣。
見た目だけに固執して年齢にそぐわないファッションをしてしまっては、ただのイタイおばさん。
前回の記事で「猫のよさ」「猫らしさ」は子猫より成猫にあると持論を話したけど、私は人間だって同じだと思ってる。
20代の若さと、30代の若さは本質的な意味が違う。
20代は、未熟さ・あどけなさ・幼さなど、未完成ゆえの若さ。
メイクを落とさず寝たってお肌はぷりぷり。
男性からすれば、自分が守ってあげたい・ほっておけないという可愛さも大きい。
30代は、考え方・生き方など、感性の若さ。
肌を美しく保とうという姿勢や、言葉遣いや所作の品格、成熟した価値観。
男性からすれば、お互いに精神的に自立し、相手を尊重しながら高めあっていける。
20代の間はそれほど努力しなくても若くいられるけど、30代になると若さを保つのには努力が必要になってきて、徐々に個人差が出てくる。
感性の若い人はずっと美しいし、むしろ歳を重ねるごとに市場価値は上がる。
それは見た目だけでなく、総合的な美しさ。
所作が綺麗、考え方が綺麗、センスが綺麗、お金の使い方が綺麗、人との付き合い方が綺麗、生き方が綺麗 …etc.
その人ならではの品格があるし、人それぞれ個性の光りかたも違って魅力がある。
そういった美しさは表面的に真似しても1日では完成しないし、毎日の過ごし方や考え方など、日々の努力の結晶。
20代の時に若さや美しさにかこつけて楽なほうにばかりに逃げず、目の前のことに1つ1つ向き合ってきちんと頑張ってきた証拠。
男性を選ぶ時も注意したほうがいいと思う。
「きみは可愛いね」「綺麗だね」って見た目だけしか重視していない男なんて、自分が歳を取れば「じゃあいらない」とポイするような人。
相手のために頑張って赤ちゃん産んだって、その後おっぱいが垂れたり子育ての苦労でシワができちゃったら、すぐ若い女にフラフラ浮気する。
30代だからって否応無しにBBA呼ばわりするような男は、ほっといてよし。
若さの本質をわかっていないし、精神的にまだ子供なだけ。イイ男だけキャッチするアンテナを持っていればいい。
私たち女も、感性が若くて生き方が綺麗な男性を選ぶ目をきちんと養わなきゃ。
将来、髪が薄くなってもお腹が出ちゃっても、変わらず愛しいと思えるパートナーを見つけなきゃ。
お互い一緒に、素敵な笑いジワ作っていけるような人がいい。
親愛なるアラサー仲間の皆様。もし20代が女のピークなんて思ってちゃもったいから、今すぐやめようよw
そんな考え方してたら、その後長い人生の数十年が辛くなっちゃうよ。そう思うこと自体が老けることの始まり。
過去に囚われず、前を向いて生きよう。歳を重ねるごとに自分を進化させていこう。
以上、「女は12月25日のクリスマスケーキ」なんて言うヤツは蹴り飛ばそうのコーナーでした。
ちょっと早いけど、みなさまメリーなクリスマスを♡
では股\(^o^)/