真面目な話が続いたときはやっぱエロっしょw エロは世界を救う。
エロい踊りで世界を救った神様
宮崎旅行に行く際、神様のエピソードをいろいろ勉強してから臨んだよ。
日本神話と言えば『古事記』。ニニギノミコト(邇邇芸命)という神様が天界から地上世界に降り立つ「天孫降臨」の場面とかすごく有名だよね。
古事記の中で私が一番好きなのは「天岩戸」の話。
そこに登場する神様こそ、アメノウズメノミコト(天鈿女命)さま!
なんと!おっぱいや女性のアソコをさらけ出して踊り、世界を救った神様っていう!ww
天岩戸でのエピソード
「天岩戸」は、神々が住む天界(高天原)での一場面。あらすじを簡単に説明するね。
〜〜〜
八百万の神が住む天界でのリーダー、アマテラス(天照大神)。そのアマテラスがある日、洞窟(天岩戸)に鍵をかけ引きこもってしまった。
なぜなら弟スサノオのあまりに傍若無人な暴れっぷりにショックを受けたからだ。
太陽の神であるアマテラスが洞窟内に隠れたことで世界は暗闇に包まれ、さまざまな災いが起こるようになった。
これに困り果てた神々は会議を開く。
そこで出た妙案とは、「神がそれぞれ役割分担をして、アマテラス自らが洞窟の岩戸を開くようにする」というもの。
「アマテラスの興味を引くには、何か楽しいことをするのが良いだろう」ということで、祭りを行う作戦を立てた。
いざ祭りが始まると、アメノウズメという神が洞窟の前で踊り始めた。
その踊りは次第に熱狂的になり、胸をさらけ出し、しまいには性器まであらわにしながら踊って場を盛り上げていく。
それを見た神たちは天界全体に響くほどの大爆笑をした。
アマテラスは不思議に思った。「私が引きこもっているから天界も地上界も暗いはずなのに、外で何が起きたのだろう?」と。
様子が気になったアマテラスは、岩の隙間から顔を覗かせる。
それに対しアメノウズメからは「あなた様より尊い神が現れたので、みなでそれを喜んで、踊り、笑っているのです」と伝えられた。
そのときアマテラスの目の前にサッと鏡が差し出された。
その鏡に映る者が新しい神だと勘違いしたアマテラス(本当は鏡に映ったアマテラス自身)は、もっとよく見ようと身を乗り出す。
その瞬間、ある力持ちの神がアマテラスの手を取り、洞窟の外に引っ張り出すことに成功した。
こうして世界には再び光が戻り、見事平和になったのである。
〜〜〜
ちなみに、この時アマテラスを映した鏡こそ、三種の神器のうちの1つ「八咫鏡(やたのかがみ)」。
「神は自身である」という神道の神髄にも繋がっているとされているよ。
鏡についての記事は前に書いたので、よければコチラもチェックしてみてね。
アメノウズメの活躍ぶり
熱狂的に踊ったおかげで見事アマテラスを外に出すことができ、この世に太陽の光が戻ったという大事な神様。
この踊りは、神様の前で舞いをする「神楽」の起源と言われている。
ここからさまざまな芸能へ派生したと考えられていることから、アメノウズメは「芸能の神」とも呼ばれている。
アメノウズメを祀った神社は芸能上達の功徳があるとされ、今でも芸能関係者や芸事を生業にしている人がよくお詣りするんだってさ。
裸の呼吸 壱ノ型「裸舞ーーー!」...なんちって。(破滅の刃ネタ)
また、アメノウズメはニニギと共に天孫降臨する五柱(神様の数え方は柱)の1人でもあるそう。しゅごい!
しかも天孫降臨の時にもまた、服を脱いで活躍してるw
天孫降臨とは、ニニギという神様が、統治をすることになる葦原中津国(今の日本)に降り立つ場面のこと。
その降臨の道中で道に迷っていた時に、高天原(天界)から中津国までを照らす神様が現れた。何事だろうとニニギの一行は不思議がる。
そのときアメノウズメはアマテラスから「あなたはどのような相手でも気後れしません。ですから、あそこにいる神様に事情を聞いてきなさい。」と命を受ける。
アメノウズメは、乳房を出し、腰紐をおへそまで下げて笑いながら声をかけに行ったんだってさw
でもそのおかげで事態は平和なやり取りとなった。
その神はサルタヒコ(猿田彦大神)という者であり、不審な神ではないことが分かった。
サルタヒコは、ニニギの道案内をしてあげようと思い待っていたそう。
その後サルタヒコの先導のおかげで、一行は無事に宮崎県の高千穂に降り立つことができた。
アメノウズメさま、コミュ強すぎいw
それにしても、体を張った女芸人さながらの芸風だよねw
本日のケツ論。
さあ、今日は日本神話の中でもかなり個性的で目立つ神様、アメノウズメさまの紹介でした。
どう?かなりファンキーな神様でしょ?
一大事の危機に、胸をさらけ出して踊って世界を救うとか流石っす。
次回も引き続きアメノウズメについて書くよ。そしてまたエロの話w
でもテーマは「エロはエロでも、真面目なエロ。」ってことで…
では股\(^o^)/
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(関連してないやん!という意見は受けつけてましぇん)