「睡眠を削ってでも努力しよう。夢を叶える為なら頑張れるはず!^^」
あん?ぱーどぅん?ちなそれ本気で言ってる?
無理無理無理無理!!!!だって眠いもん。(断言)
こんな考え方、「これだからゆとり世代は…」って思いますか?
「短時間睡眠でも頑張るのが美徳」はオワコン
「仕事の出来るエリートはたいてい短時間睡眠の技術を身につけていて、寝る間も惜しんで働いている」
「会社のデスクで夜を明かした」
「プレゼンがあるから丸2日間寝ていない」
「完徹するぐらいの根性がないとやっていけない」
こういった睡眠不足に関する武勇伝は未だに後を断たないけど、こんな風習ももはや過去の遺物。
仕事じゃなくても、子育てのため、プライベートのため、夢や目標のため…睡眠時間を削ってでも頑張ることを美徳とする、古い考え方はまだまだ社会に蔓延しています。
でもこれからは、「たくさん眠っていること」がステータスの時代。
なぜなら、眠れていることは平和・健康・幸福のバロメーターとなるから。その人が、魅力的な人間であることの証明とも言えるから。
だから、睡眠不足自慢を繰り広げる人は「自分には睡眠時間をマネージメントする能力がありません」とさえ言っているようなもの。恥ずかしい行為。
「俺は経験人数すごいんだぜ。毎週違う女とヤッてる。」って数字の自慢する男の子と似てない?w
それって言い換えれば「俺には長く男女関係を継続させる魅力が無い。1人の女を満足させ続けられない。」って自ら恥晒してるようなもんでもあるからね_(:3 」∠)_
今の時代、睡眠不足はそれぐらいタブー行為。
もし「寝る間を惜しんで働け」と言ってくるような上司がいたら、そつなく聞いてるフリだけして華麗にスルーしましょう←
睡眠が持つチカラ
日本人は、睡眠を何もない時間、つまり「無の時間」と捉えがち。何も生み出さない無益なものとして扱ってきました。
ですが近年、睡眠の最中”のみ”行われる働きが見つかりました。それは、日中に溜まった脳内の有害タンパク質を除去する効果があるということ。
起きて情報を処理するか、眠って脳内を掃除するか、脳はどちらかしか選べないの。
つまり、睡眠をおろそかにすることは、家の掃除をサボるのと一緒。掃除機、洗濯、皿洗いなどをおざなりにして汚い空間で暮らすのと変わらないんです。
睡眠は、他のどんな薬も敵わない特効薬であり、究極のサプリメントであり、最高級の美容液。
勉強で暗記した記憶や仕事の情報など、脳内の環境を整えてくれる。
眼精疲労や筋肉痛など、肉体の疲れを補修してくれる。
感情やストレスなど、精神的疲労も回復してくれる。
肌や髪や皮膚などの新陳代謝を促し、アンチエイジングをしてくれる。
私が一番幸福感を感じるのは、たっぷりと眠った翌日。
「よく寝たーーー!^^」と目覚めの時から気分は爽快。「今日も1日頑張ろう!」とパワーが湧いてくるの。
アレもコレもとやらなきゃいけない事に追われる日々も、たっぷり寝た翌日は「今日は攻めてみよう!」と能動的な姿勢を取れる。心にもゆとりが持てる。
そういう日を創り出すには、十分な睡眠の時間、睡眠の質、その両方ともが必要です。
逆にまともに寝れなかった日は、思考までマイナスになったり、集中できずダラダラと作業をしたり、気分がぐずついてモヤモヤした1日になる。
だから、睡眠は体の疲れを取るだけではありません。身体の休息も兼ねているけど、必ず、心の休息も兼ねているんです。
良い思考や心の状態でいられると、良い行動が取れる。幸福感のある日常がある。
そう。私にとって、幸せ=睡眠力。眠いとなにも楽しくできないし面白くない。
たっぷり眠ってこその、幸福感!毎日、クリエイティブに、ポジティブに、ハッピーに過ごしたい。
そのためには、睡眠のチカラが欠かせない。
各睡眠時間ごとの体調の比較
私がベストだと感じる睡眠時間は8時間。ロングスリーパーでもショートスリーパーでもなく、平均的なタイプだと言えるかと思います。
そんな私が、それ以外の睡眠時間だとどうなるのか?だいたいこんな感じです。
・9時間睡眠~それ以上
1日中、元気!私は元々、寝すぎて疲れるということはほぼ皆無。
日中の状況は8時間睡眠の時とほぼ変わらない。なので寝すぎで活動時間が減ったような、少しもったいない気もするw
・8時間睡眠
ベストな睡眠時間!超元気に過ごせる。起きている間、多幸感や充実感で満たされている。^^
1日中モチベーションを保て、高いエネルギーで仕事も私生活も活動できる。
・7時間睡眠
昼食後や夕方も眠くならずに過ごせる範囲内。多幸感は薄いが、通常モードで元気で明るく過ごせる。創作活動もこなせる。
・6時間睡眠
慣れた仕事はこなせるが、創造性が落ちる。昼食後や夜に眠気で辛くなり、仕事の効率が落ちる。
・5時間睡眠
起きている間、「眠い。寝たい。」という思考が大半を占める。脳がボーッとし、頭が回らず凡ミスが増える。身体がすごく重く感じる。
・4時間睡眠
なんとか起きている、という状況を保つのが精一杯。頭を使わなくていい単純作業ぐらいしか、ちゃんと出来ない。
・3時間睡眠~それ以下
もう無理ぽ。一刻も早く寝かせてくれ(o_o)
こうやって比較すると、たった1時間の差がすごく大きいということに改めて気づけます。睡眠不足になるにつれて、全てのパフォーマンスが落ちていく。。
ベストは毎日8時間睡眠だけど、せめて6~7時間は寝ないとクリエイティブな生産活動が出来ないということがハッキリ分かりました。
1時間多めに寝ることは、私にとっての自己投資。
睡眠に時間を使いその日の活動時間が減るのを、もったいないと思わないことが大切。だってそのぶん、活動の”質”が上がるから。
たっぷり眠った日は朝から心も幸せで満たされて過ごせるし、質の良い活動が出来た満足感を持ってまた夜眠りにつくことができ、良いループでいられる。
なぜまず睡眠から削ろうとするの?
私にも当てはまる通り、睡眠と幸福感は密接に関係していると思います。
いろんなデータでもよく見聞きする通り、日本人は世界でも「万年睡眠不足」で有名。また「人生の幸福度が低い」でも有名な国。
睡眠不足を実感している人が3割近くいることが報告されています。
さらに問題視されているのが、睡眠時間が6時間未満の人がかなり多い割合だということ。6時間を切ると、身体へのさまざまな影響が急激に出やすくなります。
糖や細胞の代謝が低下したり、ストレスも受けやすくなります。数日間続くだけで、鬱症状に近い脳機能低下が起こるという報告があるほど。
最近、ストレスを回避するマインドフルネスがブームだけど、そもそも十分な睡眠を取っていたらストレスが溜まりにくい状態でいられるんじゃ?
マインドフルネスのための瞑想方法もよく見聞きするけど、そんなことより、まず睡眠。
私は、睡眠時間を削ってまで瞑想をするなら、しないほうがマシだと思うw
あとショートスリーパーや短時間睡眠のコツとか書いた本もよくあるけど、なぜまず睡眠から削ろうとするの?
どれだけ短時間睡眠で効率良く暮らすかよりか、どれだけ良質な睡眠時間を確保できるかにマインドを切り替えるのがいいんじゃないだろうか??
大事なのは「いかにやることを減らすか」。「どうやって睡眠時間を減らすか」じゃない。
連日栄養ドリンクを貪る日々や、睡眠不足が続いて疲労困憊になる日々は、あきらかにオーバーワーク。
短期間なら仕方ないけど、慢性的に続くなら、根本的なライフスタイルを変えていかないと。
単純にグレー時間を減らす。仕事の量を減らす。趣味にかける量を減らす。深夜まで深酒しない。寝る前はなるべくブルーライトを浴びない。
などなど、メスを入れるべきところをまず見直す。
寝不足だと脳も働かないし、集中力は落ちるし思考力やクリエイティビティも落ちる。心も不健康になりメンタルが落ちる。そんな毎日、ちっとも幸福じゃない。
私が大好きなビヨンセも言ってるけど、「本当の成功とは平和と幸福と健康を手にしていること。でも、どれも睡眠なしには手に入らない。」本当にその通りだと思う。
1に睡眠、2に睡眠。そのあとようやく、3に健康的な食事、4に適度な運動。って感じかな私は。
兎にも角にも、まず睡眠!す・い・み・ん!!!
まとめ
今日は「とにかく睡眠は大切だよ!」っていう精神論が多くなっちゃいました。
が、それほど主張したいぐらい私にとっては大事なこと。睡眠こそ、全てを良い方向に向かわせる”唯一の”方法だと信じています。
仕事は捗り、記憶力と創造性も向上する。
免疫力を高く保ち、風邪やインフルエンザも撃退してくれる。
ガンや認知症など、病気も遠ざけてくれる。
余計な食欲がなくなり、ダイエットにも効果的。
どんな高級な美容液よりも、肌を美しく保ってくれる。
幸福感が高まり、抑うつや不安も消える。
→ 睡眠さいこー!
みんなも、よければもっと睡眠を大切にしてみてね!私の主張は以上!w
今日も読んでくれてありがとう~。^^
次回の記事では、私なりの睡眠時間を確保するテクニック、睡眠の質を高める方法などを書きたいと思います。
では股\(^o^)/